マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

マイナンバー違憲訴訟東京、判決傍聴しました。

 しばらく更新出来ずにいるうち、新型肺炎が猛威をふるう世の中になってしまいましたが皆様、お変わりないでしょうか。

 筆者は通勤する必要のない身であることが幸いしてか、今のところ健康状態に変わりはなく、仕事に追われる日々を送っております。

 先月の25日に開かれた東京訴訟の判決は行けないだろうと思いきや、スケジュールの都合がついて傍聴に出掛けました。

 判決は予想に違わず(?)神奈川訴訟同様に敗訴、裁判長は直ちに退出し、要旨が読み上げられることはありませんでした。

 足を運ぶだけ無駄だったかと思ったのですが、法廷に神奈川訴訟の原告のお顔がちらほら見られ、神奈川の控訴審が5月下旬になりそうだという情報を小耳に挟みました。

 事務局からしばらく連絡がなく、控訴審が何月に開かれるのか気になっていましたので、早めに情報を得られたのは幸いでした。

 

 報告集会は例のごとく弁護士会館にて行われましたが、参加者は半数以上がマスクを着用しており、神奈川の原告は高齢者が多いこと、控訴審新型肺炎の感染者が多い東京で開かれることを思うと、暗澹たる気持ちになりました。

 控訴審は東京訴訟で使用された大法廷で開かれるようですが、100名が着席可能な広い法廷を満たすだけの傍聴者が容易に集まるとは考えられず。

 筆者自身は東京、神奈川とも控訴審を傍聴したいと考えておりますが、神奈川の原告は県内にお住まいの方が大半ですので、都心まで足を運んで頂けるかどうか。

 新型肺炎の感染が拡大を続ける場合、何らかの事情で交通機関に影響が及ぶ可能性もあり、無事に裁判所まで辿り着けるかという問題もあります。

 担当する裁判官や弁護団に感染者が出ないとも限らないですし、控訴審までに新型肺炎が収束に向かえば良いのですが・・・。

 

 本題である東京訴訟の判決ですが、先に判決が出された神奈川、名古屋の判決をおおよそ踏襲している内容になり、ある意味、筆者の予想通りではありました。

 更に残念なのが報道で、新型肺炎のニュースに埋もれる形になり、神奈川訴訟の判決のように注目されることもなく、SNSを賑わす結果にはなりませんでした。

 新型肺炎の騒ぎは日本経済に打撃を与えていますが、今後の裁判にも影響を及ぼすのは間違いなく、一刻も早い収束が望まれます。

 そんな中、神奈川の弁護団控訴審に向けて士気を高めているという話を伺いましたので、我々原告も裁判に足を運び、一致団結して弁護団を支えていきたいです。

 政府は国民の虎の子である預金口座に個人番号をひも付けることを目論んでおります。マイナンバー制度に関心をお持ちの方は是非、裁判を傍聴して頂ければ幸いです。

  

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