マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

マイナンバー違憲訴訟神奈川、まもなく判決。

 先月の29日ですが、マイナンバー違憲訴訟東京の第16回口頭弁論と、同日に神奈川訴訟の街宣活動、及び判決前の集会が行われました。

 東京訴訟の口頭弁論はまだ公式サイトに情報が掲載されておりませんが、29日が最終弁論の予定だったはずが12月に結審が延期されたそうです。

 筆者は神奈川の集会には出席したものの、東京の裁判には行けなかったので詳細は不明なのですが、東京訴訟の原告代理人が新たな根拠を持ち出し、国側が反論する意向を示したことで最終弁論が延びたようです。

 珍しく裁判長が原告側に理解を示したと聞きましたが、東京の弁護団は強かな戦略を展開し、結審の延期を勝ち取ったという訳ですね。

 筆者は12月の期日はスケジュールの調整が可能なので、東京の最終弁論を傍聴したいと考えています。

 

 同じく29日に行われた神奈川訴訟の街宣ですが、署名活動を兼ねており、20名を超える原告が猛暑の中、活動に参加して下さったようです。

 1時間だけの街頭活動でしたが、数十筆の署名を頂いたという話で、終了後はその足で横浜地裁へ署名を提出した模様。

 短い期間での署名活動ではありましたが、お陰様で2500筆を超える署名をいただき、協力してくださった皆様には感謝しております。

 同日夜に行われた判決前の集会で、弁護団長である小賀坂弁護士のお話によると、裁判所の方も署名活動には関心を抱いていたようで事前に問い合わせがあったとのこと。

 裁判所もマイナンバー違憲訴訟関係のブログに目を通している、というような話を伺いましたが、筆者のブログも読まれていたらいいなと。

 集会では今後の展開を見据え、控訴する意義を小賀坂弁護士が説かれていましたが、控訴審では一審の1.5倍の費用が掛かるため、原告の負担は1人2万円になると聞いて少し考え込みました・・・正直に申し上げると、勝てる裁判ではないですからね。

 控訴審までの裁判で原告1名につき計3万円の費用は今のご時世、けして安くはありません。年金暮らしをなさっている高齢の原告が多数を占めるので、費用の捻出は楽ではないだろうと考えましたが、そもそも弁護団には無償で仕事をお願いしていますので、それを思うと3万円という費用は格安かと。

 法律関係の業界で仕事をしていた筆者はそう考えますが、はたして何名の原告が控訴審まで駒を進めるのか興味がありますね。

 

  神奈川訴訟の判決期日は少し前の記事でもお知らせした通り、今月26日(木)の午後1時10分より大法廷にて。久し振りに傍聴券が配布され、抽選になる可能性もありますので、傍聴希望の方は12時までに横浜地裁へお越しください。

 もし抽選が行われて外れたとしても、判決言い渡し後に報告集会がありますし、いち早く判決を知りたい方は裁判所の外で待機されてはいかがでしょうか。

 判決の言い渡し後は直ちに、弁護団の若手弁護士が判決の書かれた旗を手に駆け付けてくださると思います。

 当日はテレビカメラが待機する予定になっており、原告による記者会見も行われます。マイナンバー制度に関心をお持ちの方はお誘い合わせの上、26日に横浜地裁へ足を運んで頂ければ幸いです。

 原告である筆者も勿論、判決言い渡しを傍聴します。詳細は以下のURLをご覧になってください。全国で展開されている違憲訴訟で初めての判決、是非ご一緒に聞きましょう。

 

  判決期日のお知らせと傍聴のお願い

  https://nomynumber-kanagawa.blogspot.com/2019/09/926.html  

 

 

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