マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

マイナンバー記入強制等の事例を募集中

マイナンバー制度がスタートして10ヶ月が過ぎましたが、行政や金融機関の窓口等でマイナンバーの記入を強制されたという経験はありませんか?

勤め人の方であれば、昨年末から年明けにかけて勤務先からマイナンバーの提出を求められたと思いますので、何らかの経験をお持ちの方が多いかと推測します。

筆者の場合、経営する会社の方針として当面の間はマイナンバーを扱わないと取り決めましたので、スタッフからマイナンバーの提出を求めておりませんし、昨年度の税務書類については法人番号、個人番号共に無記入で提出しました。

自治体や金融機関の窓口に出向く機会も殆ど無いので、現在に至るまで実生活の上ではマイナンバーとは無縁の日々を送っているのですが、何らかのトラブルに遭遇してお困りの方は御一読を。

 

番号法によるとマイナンバーの記入を義務付ける規定はなく、政府は番号の記載がなくても手続きを行うことを公表しています。

税務書類においても同様で、番号の記載がなくても受理されると違憲訴訟を担当する弁護団は断言しています。

そこで共通番号いらないネットの事務局では、マイナンバーの記入を強制された事例を募集しています。制度の中止・廃止を目指して多くの事例を集めています。

寄せられた事例やご意見は国等に要望する資料やQ&Aに活用するそうですので、マイナンバーの記入に関するトラブルを経験された方は事務局まで御一報ください。

下記URLに詳しい情報や事例の記入フォームが掲載されておりますので御参照ください。

 共通番号いらないネット事務局

  http://www.bango-iranai.net/news/forcedExample.php?n=138

 

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マイナンバーの厳重な管理に!

マイナンバー違憲訴訟東京、第1回口頭弁論

当ブログは筆者の備忘録を兼ねておりますので、過去に参加したイベントから順を追って記事にしています。

マイナンバー違憲訴訟は現時点で東京は第3回まで口頭弁論が終了しており、神奈川は第2回まで終了しておりますが、当ブログでは時系列順に報告したいと思います。

先に提訴された東京訴訟から先行し、第1回の口頭弁論が4月12日に東京地裁で行われました。私は東京訴訟の原告ではありませんが、可能な限り東京の裁判も傍聴したいと考えており、第1回の口頭弁論は余裕を持って出掛けました。

ちなみに、東京訴訟も原告になれば良かったかとも考えたのですが、裁判が始まってみると日程が神奈川訴訟と近い日にちになることも多く、スケジュールのやり繰りが難しいので神奈川だけの原告で正解だったと思っています。

東京訴訟は原告数が多くないので加勢できれば良かったのですが、仕事を持つ身ではなかなか掛け持ちは難しい。そういう意味でも、違憲訴訟の原告に現役世代が少ないのは仕方がないかなという気がします。

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神奈川訴訟の陽気な顔ぶれ

マイナンバー違憲訴訟神奈川の提訴の記事をアップしたところで、原告団弁護団の雰囲気を少しご紹介しようと思います。

総勢220名という神奈川訴訟の原告や弁護団がどのような人物で構成されているのか気になる方もいると思いますので、個人情報の漏洩にならない程度に。

まずは原告ですが、原告団長は共通番号制度を長く問題視して反対運動をされてきた方が就任しています。

自分自身が原告ということもあり、裁判の傍聴や集会には欠かさず参加しているのですが、現役世代では専門業界や学者、会社経営者といった職種の方が多いのかなという印象を受けます。

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