マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

誰がSMAPを潰したか?

ブログの趣旨とは離れるかもしれませんが、いずれ書こうと思っていた国民的アイドルグループ解散についての考察を、今年最後の記事にさせて頂こうと。

筆者は芸能界とは関わりなく関心も薄いのですが、SMAPという稀有な存在に対しては特別なリスペクトを抱いてきました。

看板番組である「SMAP×SMAP(通称スマスマ)」をたまに観る機会があったくらいでファンという訳でもないのですが、SMAPというグループは恐らく日本人にとって、無くてはならない存在であったように思うのです。

普段は意識しておらずとも、彼らの姿をメディアで目にする時、私たちは永遠に彼らがSMAPとして存在し続けると考えてはいなかったでしょうか。

もはや日本という国を象徴する存在だったと表現しても過言はなく、まさに国民的に愛されたアイドルグループだったと思います。

 

紅白歌合戦で花道を飾ることすら拒んだSMAPが、最後に選んだ舞台であるスマスマの最終回をざっと観ました。

番組のラストで「世界にひとつだけの花」を熱唱した彼らが何を語るかと期待していましたが、何を語るでもなく深くお辞儀をしたまま、白い幕が静かに下りていきました。

番組の後半だったと思いますが、SMAPをメインキャラクターとしてCMを制作してきたソフトバンクが、解散する彼らに花を贈るためのCMを流しました。

白い犬のお父さんに、「サヨナラじゃ、ないよな」と呟かせたのは粋な演出でしたね。

5人揃った姿をもはや見ることはないのかと思うと現実味はなく、とてつもなく大切な宝を突然奪われてしまったような喪失感がこの国を覆っていますが、SMAPの解散劇に腑に落ちないものを感じているのは私だけではないと思います。

事務所サイドは休止を提案したにもかかわらず、 彼らが解散を選んだという報道がなされていますが、はたして彼らは本当に解散を望んでいたのでしょうか。

 

事の発端はジャニーズ事務所からの独立騒動で、まるでクーデターかのように派手に報道されていましたが、独立せざるを得ない抜き差しならぬ状況に追い込まれていたというのが事実のようです。

新たに彼らを迎え入れる事務所は決まっていたという話なので、すんなり移籍が決まればSMAPは存続出来たはずですが、木村拓哉氏がひとり手のひらを返した。

他のメンバーと木村氏との間には今回の騒動前から亀裂が生じていたように思うのですが、そもそもジャニーズの掟を破って彼が結婚に至ったことが、グループが分裂する原因になったのではないかと。

配偶者である工藤静香氏が翻意を促したという報道があるように、木村氏の結婚がグループの解散を招く発端になったのではないでしょうか。

 

しかしながら、SMAP解散の裏には何か大きな力が働いていたのではないか、とも私は勘繰るのです。彼らに存続されると不利益を受ける勢力が存在し、木村氏の翻意を巧みに利用してメディアを操り、SMAP潰しを画策したのでは・・・というのは考え過ぎでしょうか。

彼らが沈黙を守っているのは、彼ら自身も制御できない何らかの力によって解散する方向に進まざるを得なくなり、語る言葉を持たないからではないのでしょうか。

私たち国民にとって、SMAPが解散することで得られる利益は何もありません。

日本のみならず、世界中に存在するファンは嘆き悲しみ、ジャニーズ事務所は大きな看板を失い、彼らに番組を任せていたテレビやラジオは番組の改変を迫られる。

グループがもたらしていた経済効果は失われ、何より彼ら自身、帰属すべきグループを失って深く傷付いてしまいました。残されたのは余りにも大きな喪失感と疑問の数々・・・世界に誇る国民的アイドルグループを潰したのは誰なのか。

「サヨナラじゃ、ないよな」

一国民としては、今後のメンバーそれぞれの活躍を願ってやみません。

 

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