マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

地元の自治会に対する違和感

首都圏某所の住宅街で一戸建てに住んでいるのですが、主に家庭ゴミ廃棄のために自治会に加入しています。入居したばかりの新住人が1年間役員を務める決まりになっており、我が家は10年以上前に配偶者が初めて役員を務めました。

賃貸住宅の多いブロックゆえ住民の出入りが激しく、毎年のように新住人が加入するため、2度目の役員は回ってこないだろうと予測しているのですが、夫婦共に自治会の活動には消極的で近所付き合いもしていません。

会社経営かつ夫婦のみの世帯ですから、近隣の家庭とは生活時間が合わないのです。

勤め人ではないので曜日に関係なく自宅で仕事をすることがありますし、子供がいないため午前中に起床する必要もなく、近隣の住民と顔を合わせる機会は殆どありません。

回覧板は玄関先のポストに入っているのが常で、3ヶ月に一度ゴミ当番が回ってきた時だけ隣家の住人に会うというパターンが定着しています。

 

自治会では上期と下期に分けて自治会費を徴収するのですが、私と配偶者はなかなか徴収係である役員に会うことが出来ません。

今年度の役員が徴収に訪れた際、一度目は土曜日の朝9時過ぎ、2度目は日曜日の同じ時間帯に訪れ、夫婦共に就寝中であったために会うことが出来ませんでした(玄関チャイムの音は聞こえましたが、出られる状態ではありませんでした)。

私共は夜更けまで仕事をしておりますので、予定がない限りは午前中に起床することはなく、朝の訪問はこちらとしては迷惑で訪問時間を考えて欲しいと。

また、年に一度は仕事で海外へ出掛け、10日以上留守にすることがありますので、留守中に回覧板がポストに放置されたまま滞ったり、ゴミ当番が回ってきたりという事態に煩わされています。

隣家に留守の予定を伝えようにも、個人情報保護の観点から自治会役員以外の近隣住民の電話番号は不明ですので、伝言するには隣家を直接訪問する必要があります。

そこで、回覧板のスタート地点である自治会役員宅に電話して事情を説明するのですが、この手の自治会絡みの対応が煩わしく、正直なところ辟易しています。

都心部のタワーマンションにオフィス兼用の部屋を借りているのですが、タワマンでは全てフロント任せで気楽なので、住民票を移そうかという話も出ています。

 

そんな中、最近チェックした回覧板の内容に違和感を覚えました。

今年度の自治会総会で、各家庭に配布していた会報を廃止し、総会の議事録を回覧板に添付して回覧させることが決まったらしいのですが、議事録に気になる箇所を見つけたのです。

住民同士のコミュニケーションを図るため、一斉清掃を実施してはどうかと。

かつて会社員だった頃、社宅では定期的に敷地の一斉清掃があり、参加が義務付けられていると社宅住まいの同僚から聞きましたが、分譲住宅街の自治会で一斉清掃などという話は聞いたことがありません。

年々不審者の情報が増えているので防犯の意味もあるのでしょうが、参加が義務付けられるとしたら大いに問題有りだと。近隣住民とコミュニケーションを図るか否かは個人の自由で、自治会に強制される理由はないからです。

会報を廃止して総会の議事録を回覧するというドラスティックな改革にも驚いたのですが、どこか全体主義的な気配を感じて眉を顰めた次第です。

 

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