マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

長らくご無沙汰しておりましたが・・・。

 気が付いたら3ヶ月以上もブログを放置しており、どんな言い訳をしようか考えておりますが・・・というのは冗談で、実は前の記事を更新してから2週間後ぐらいに長く闘病していた筆者の父が急死しまして、しばらく手続きのために奔走していました。

 第一線を退くと同時に病気の発覚した父は、入退院を繰り返した末に小康状態を保ち、ここ数年は実家で穏やかに暮らしていたのですが突然倒れ、そのまま他界しました。母から連絡を受け、病院に駆け付けた時には既に遅く、息を引き取った後でした。

 自宅で急死したために変死扱いとされ、病院に詰めていた警察官から紹介された葬儀社に依頼することにしたのですが、翌日から怒涛のような手続きに追われました。

 いま現在、事務的な手続きは終わったものの、亡き父が中途半端な遺志を残していたために相続問題に直面しており、長子である筆者は遺族間の調整に頭を悩ませています。 

 

 私事はこれぐらいにしてマイナンバー違憲訴訟ですが、6月下旬に開かれた神奈川訴訟の口頭弁論には傍聴に出掛けたのですが、上記の理由でレポートを書く余裕がなく、7月の東京訴訟には傍聴に行けず、ブログを放置する結果になってしまいました。

 来月には東京、神奈川とも口頭弁論が予定されており、どちらもスケジュール的には傍聴に行けそうなので、レポートを公開すべく努力をしたいと思います。

 ちなみに筆者の実家は首都圏某所にあるのですが、亡くなった父の死後の手続きを地元の役所で行った際、マイナンバーを求められることは一切ありませんでした。

 また、過去の記事で報告したかどうか、2017年度の確定申告も個人番号・法人番号いずれも無記入で無事に受理され、現段階ではマイナンバーに関するトラブルには遭遇していません。

 筆者が経営する会社の顧問税理士には17年度は記入が必須になりそうだと聞いていたのですが、税理士本人がマイナンバー制度に反対の立場の方で、結果的に番号無記入で確定申告をお願いし、税務署からのお咎めも来ていません。

 生命保険会社については父の死亡保険金を受領後、何度かマイナンバーを通知せよと連絡が来ましたが、保険金の受領と同時に解約し、縁の切れる会社に番号を知らせる必要はないと判断し、会社からの通知を無視していますが、特にトラブルにはなっていません。

 

 ですが、筆者がブログの更新を怠っている間にマイナンバー問題は深刻度を増しており、政府は医療分野での個人番号の活用を目論んでいるとか。

 健康保険証の代わりにマイナンバーカードを利用し、オンラインで保険証資格を確認するシステムを構築しつつあるようで、違憲訴訟の原告としては落ち着いてはいられなくなりました。

 神奈川訴訟では証人の目途が立ち、次回期日でいよいよ証人申請をする予定なのですが、東京訴訟は裁判所から立証計画の提示を迫られており、年内には結審の恐れもあるとのことで、違憲訴訟は正念場に来ています。

 より多くの方にマイナンバー制度に関心を持っていただき、裁判の傍聴を呼び掛けると共に、第一線で闘う原告団弁護団にご支援をいただければ幸いです。

 

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