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マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

「そして、誰もいなくなった」

マイナンバーを考える

今季の連続ドラマで何ともタイムリーなことに、マイナンバー制度をテーマにしたサスペンスドラマが始まったのはご存知でしょうか。

「そして、誰もいなくなった」というタイトルで、日曜日の夜10時30分から放送されています。主役の藤原竜也が熱演しているのですが、手に汗握る展開に回を追うごとに目が離せなくなってしまいました。

順風満帆な人生を送っていた主人公がパーソナルナンバー(マイナンバーのことですね)を赤の他人に乗っ取られ、己のアイデンティティを失い、人生を狂わされていくという物語です。

 

主人公はある日突然、第三者にパーソナルナンバーを奪われ、新卒後に10年間勤務した企業を追われてしまいます。

その会社がパーソナルナンバーのシステム開発を政府から委託されているが故に、他国のスパイとして潜り込んだのではと危険視され、公安警察から追われる破目になるのです。

個人番号を乗っ取られた主人公は法的には存在しない人物となり、社会生活を送ることが困難になってしまいます。

勤務先のIDカードやクレジットカードが使用不能になり、婚約者と交した婚姻届を役所に提出することも不可能になりました。

頼れるのは身内や学生時代の友人だけですが、本人の性格的な問題に起因して大切な友人が次々と命を落とし、次第に味方がいなくなるという展開になっています。

今のところ、なぜ彼が狙われたのかが明らかになっておらず、誰が首謀者かも不明なので、主人公は疑心暗鬼に陥っていますが、彼のパーソナルナンバーが売買されたことだけは突き止められました。

 

政府から個人番号システムを委託された企業と言えば、現実に当てはめるとNEC(日本電気)を示唆していることになります。

ドラマの主人公の身に起こったことは、NECの社員にも起こる危険性があるということで、マイナンバーシステムを主幹する企業は相当なリスクを負うことになります。

NEC一企業に限ったリスクではなく、個人番号の乗っ取りはスキルの高いハッカーであれば可能だという話です。

私たち国民の誰もが、何者かにマイナンバーを奪われた日から法的には存在しない人物となり、代わりに赤の他人が自分の個人番号を騙って社会生活を送る・・・という信じがたい事態に直面する可能性があるということです。

 

ドラマを観て考えさせられたのは、経済的な理由から個人番号を売り渡す人物がいるという仮定で、あながち絵空事でもないと思われることです。

現実社会でも金銭目的で戸籍を売る人物は存在するようですし、マイナンバーの売買が可能になれば、より巧妙ななりすましも容易になるでしょう。

ドラマではいささか荒唐無稽なストーリーが展開されていますが、現実のマイナンバーシステムをテーマにしているだけにリアリティのある部分もあり、非常に興味深く観ています。制度がスタートして間もない段階での放送でタイムリーでもあり、ドラマを制作したテレビ局に拍手を送りたいですね。

制度に疑問を抱いている方ばかりではなく、ストーリー自体が秀逸で主演俳優の演技力も優れているので是非ご覧になって、いま一度マイナンバー制度を考えて頂ければと思います。

  

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