マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

マイナンバー違憲訴訟東京、神奈川の次回期日

今年は公私共に多忙でブログの更新に手が回らず、歯痒い思いをしています。

懸案だった確定申告も無事に終わり、書きたい記事は多々あるのですが、まずはマイナンバー違憲訴訟の次回期日をお知らせしようと思います。

東京訴訟の第5回口頭弁論ですが、4月18日(火)の11時から東京地裁にて。

国側から提出された求釈明回答書の不明確な点について引き続き釈明を求めつつ、主張を行っていく予定。神奈川に先行する東京訴訟は次第に核心に迫っているのですが、

国側は終始曖昧な回答で煙に巻こうとしています。

東京訴訟は原告に税理士さんが何名かいらっしゃるらしく、日々業務でマイナンバー制度の矛盾に直面して苦悩しておられるようです。

前回の口頭弁論後の集会では原告である税理士さんが議論を巻き起こし、白熱した集会になりましたが、専門職の方から具体的な事例を伺うのは興味深く、裁判後の集会は一般の方にもお勧めしたいです。 

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神奈川訴訟第3回口頭弁論後の報告集会

忙殺されているうちに3月になってしまいましたが、前回記事の続きということで、

マイナンバー違憲訴訟神奈川、第3回口頭弁論後に行われた報告集会の模様を。

午後4時から開廷した裁判後、隣接する弁護士会館で集会が開かれたのですが、夕方以降の開催というのは一般の方には参加しにくいのでしょうか。

過去の報告集会より参加人数が少なかったように思うのですが、口頭弁論で意見陳述をなさった税理士さんも多忙で出席されなかったと聞きました。

過去の集会では意見陳述をされた原告の方が弁護団と共にひな壇に並び、ご本人のお話を伺うことが出来たのですが残念です。

ちなみに、裁判の傍聴に同行した筆者の配偶者も集会には参加しませんでした。

口頭弁論の傍聴人を増やすべく同伴したという理由もあるのですが、社長である配偶者は業務が忙しく、裁判終了後はお役御免とばかりに仕事に向かいました。

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マイナンバー違憲訴訟神奈川、第3回口頭弁論

今月になってから仕事に追われ、更新が滞ってしまいました・・・遅くなりましたが、9日に横浜地裁にて開かれた神奈川訴訟の第3回口頭弁論をレポートします。

今回は配偶者を同伴したため原告席には着かず、久し振りに傍聴席での参加でしたので抽選に備えて並びましたが、今回も抽選にはなりませんでした。

原告席に着いた20名の原告合わせて傍聴人は90名弱というところでしょうか。

午後4時からの開廷でしたので抽選になるかと期待したのですが、なかなか傍聴席を満席にするのは難しいですね・・・今回は思いのほか長い裁判で見応えがあったので、多くの方に傍聴して頂きたかったのですが。

傍聴席に着いて間もなく、原告のみに裁判資料が配布されたのですが、資料を受け取るために手を挙げた原告の数は多くはなく、いささか複雑な気持ちになりました。

プロである弁護団にお任せというスタンスもあるでしょうが、裁判の進捗状況を自分の目で確かめたいと筆者は思うのですが、裁判所に足を運ぶというのは一般の方には敷居が高いのでしょうか。

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