マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

神奈川訴訟第3回口頭弁論後の報告集会

忙殺されているうちに3月になってしまいましたが、前回記事の続きということで、

マイナンバー違憲訴訟神奈川、第3回口頭弁論後に行われた報告集会の模様を。

午後4時から開廷した裁判後、隣接する弁護士会館で集会が開かれたのですが、夕方以降の開催というのは一般の方には参加しにくいのでしょうか。

過去の報告集会より参加人数が少なかったように思うのですが、口頭弁論で意見陳述をなさった税理士さんも多忙で出席されなかったと聞きました。

過去の集会では意見陳述をされた原告の方が弁護団と共にひな壇に並び、ご本人のお話を伺うことが出来たのですが残念です。

ちなみに、裁判の傍聴に同行した筆者の配偶者も集会には参加しませんでした。

口頭弁論の傍聴人を増やすべく同伴したという理由もあるのですが、社長である配偶者は業務が忙しく、裁判終了後はお役御免とばかりに仕事に向かいました。

続きを読む

マイナンバー違憲訴訟神奈川、第3回口頭弁論

今月になってから仕事に追われ、更新が滞ってしまいました・・・遅くなりましたが、9日に横浜地裁にて開かれた神奈川訴訟の第3回口頭弁論をレポートします。

今回は配偶者を同伴したため原告席には着かず、久し振りに傍聴席での参加でしたので抽選に備えて並びましたが、今回も抽選にはなりませんでした。

原告席に着いた20名の原告合わせて傍聴人は90名弱というところでしょうか。

午後4時からの開廷でしたので抽選になるかと期待したのですが、なかなか傍聴席を満席にするのは難しいですね・・・今回は思いのほか長い裁判で見応えがあったので、多くの方に傍聴して頂きたかったのですが。

傍聴席に着いて間もなく、原告のみに裁判資料が配布されたのですが、資料を受け取るために手を挙げた原告の数は多くはなく、いささか複雑な気持ちになりました。

プロである弁護団にお任せというスタンスもあるでしょうが、裁判の進捗状況を自分の目で確かめたいと筆者は思うのですが、裁判所に足を運ぶというのは一般の方には敷居が高いのでしょうか。

続きを読む

マイナンバー違憲訴訟東京、第4回口頭弁論

先日24日に開かれたマイナンバー違憲訴訟東京の第4回口頭弁論をレポートします。

第3回は仕事で傍聴できず、今回こそはとスケジュールを調整して東京地裁へ向かいました。前回同様103号の大法廷ですが、傍聴人は原告席に着いた原告含めて35人ぐらいでしょうか。

東京訴訟は原告数が少ないので仕方がないかとは思うのですが、大法廷を確保し続けるには100名着席可能な傍聴席の半数以上は埋めたいところです。

筆者はいつも被告側の代理人に注目しているのですが、ある代理人が傍聴席を観察して何事かを書き留めていたのが気になりました。

国を当事者とする訴訟で国側の代理人を務める人物は訟務検事といって、検察官の他、裁判所から出向した裁判官や任期を定めて任用された弁護士が務めるそうですが、私はマイナンバー違憲訴訟に参加して初めてその事を知りました。

続きを読む