マイナンバー違憲訴訟原告のブログ

とある原告の視点からマイナンバー制度を考えてみたいと思います。

マイナンバー違憲訴訟神奈川、第3回口頭弁論

今月になってから仕事に追われ、更新が滞ってしまいました・・・遅くなりましたが、9日に横浜地裁にて開かれた神奈川訴訟の第3回口頭弁論をレポートします。

今回は配偶者を同伴したため原告席には着かず、久し振りに傍聴席での参加でしたので抽選に備えて並びましたが、今回も抽選にはなりませんでした。

原告席に着いた20名の原告合わせて傍聴人は90名弱というところでしょうか。

午後4時からの開廷でしたので抽選になるかと期待したのですが、なかなか傍聴席を満席にするのは難しいですね・・・今回は思いのほか長い裁判で見応えがあったので、多くの方に傍聴して頂きたかったのですが。

傍聴席に着いて間もなく、原告のみに裁判資料が配布されたのですが、資料を受け取るために手を挙げた原告の数は多くはなく、いささか複雑な気持ちになりました。

プロである弁護団にお任せというスタンスもあるでしょうが、裁判の進捗状況を自分の目で確かめたいと筆者は思うのですが、裁判所に足を運ぶというのは一般の方には敷居が高いのでしょうか。

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マイナンバー違憲訴訟東京、第4回口頭弁論

先日24日に開かれたマイナンバー違憲訴訟東京の第4回口頭弁論をレポートします。

第3回は仕事で傍聴できず、今回こそはとスケジュールを調整して東京地裁へ向かいました。前回同様103号の大法廷ですが、傍聴人は原告席に着いた原告含めて35人ぐらいでしょうか。

東京訴訟は原告数が少ないので仕方がないかとは思うのですが、大法廷を確保し続けるには100名着席可能な傍聴席の半数以上は埋めたいところです。

筆者はいつも被告側の代理人に注目しているのですが、ある代理人が傍聴席を観察して何事かを書き留めていたのが気になりました。

国を当事者とする訴訟で国側の代理人を務める人物は訟務検事といって、検察官の他、裁判所から出向した裁判官や任期を定めて任用された弁護士が務めるそうですが、私はマイナンバー違憲訴訟に参加して初めてその事を知りました。

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マイナンバー、利用していますか?

マイナンバー制度がスタートしてから1年が過ぎましたが、皆さんは日常的にマイナンバーを利用していますか?

勤め人の方は年末調整の関係で勤務先に個人番号を提出されたと思いますが、それ以外でマイナンバーを必要とする場面に遭遇したでしょうか。

会社経営者である筆者の場合、マイナンバーを当面は扱わないと社の方針で決めたので、今のところ個人番号の必要性は無いのですが、今年度の確定申告がどうなるかと。

昨年度同様マイナンバーを無記入で税務書類を提出する予定なのですが、今年度に関しては税理士が難色を示さないかと少し気になっています。

個人番号を記入せよと言われてもマイナンバー通知カードは受け取っておりませんので、そもそも自分の番号自体を知らないのですが。

つまり、マイナンバーを知らなくとも日常生活に支障は来していないということです。

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